「お姉ちゃん、先にお嫁にいってごめんね。でもお姉ちゃん待ってたらいつになるかわかんないし。お姉ちゃんも妹に抜かれていい気してないだろうけど、許してね。早く旦那さん…っていうか、彼氏見つけなね」普通の音量の声だったので、周囲は凍りついた。