大雪の日、足を滑らせ屋根から地面に叩きつけられた。体は動かず声も出せないまま、段々と暗くなる空、積もる雪。「俺もここまでか……。ん?」命のカウントダウンを止めたのは、小さな灯りと歌声だった。