動物が大好きだった私は、その犬を見かける度に寄って行って、モフりまくっていたらしい。母はいつも、ヒヤヒヤしながら、私を見守っていたそうだ。そしてある日、母の恐れていたことが起きた。私が誤って、犬の足を思いっきり踏んづけたのだ。