そんな会話をしてから15年、男性が遺書で私にあの屋敷と本を残すとの遺言を残して逝ってしまわれた。母方の親族とは一切交流がなかったが、やいのやいのと騒いでくる。だけど現実味がなくて、なんだか夢を見てるみたいで、今でもフワフワしてる。